北のくまさん ~東南アジア留学記~

自分の経験談をぼちぼちと記録していくブログ

タイ男1人旅 バンコク寺院編

f:id:Dosanko0526:20190329214751j:plain

どうもどうも北のくまさんこと テラです。

 

前回のアユタヤ編に続いて今回はタイの首都バンコクにあるワットと呼ばれるお寺(寺院)編です。

 

前回のを読んでない方はこちらもどうぞ

 

www.do3ko0526.com

 

タイの友達に再開!

寺院編を語るにあたって、忘れてはいけないのがあるタイ人に男のこと。

 

彼と僕は2017年の春に和歌山で出会った。

 

まだ僕が留学に向けお金を貯めながら日本全国を飛び回っていた頃の話だ。

 

住み込みである旅館で働いていた僕は仕事終わりによく旅館内にある温泉に入りに行った。

 

その日はかなり遅い時間に入りに行ったのだが、若い男性が1人で湯に浸かっていた。

 

こんな時間に珍しいなと思っているとその男性は突然僕に話しかけてきた。

 

『あなた、ここ、働く? 私、今日あなた見た』 と拙い日本語で話しかけてきたのだ。

 

目を凝らしてよく見てみると、夕方フロントで部屋のご案内をしたタイ国籍の男性だ。

 

ヨーロッパの旅行客が多く来る旅館で、外国籍のお客様はパスポートのコピーを取らせてもらうのですぐに気づいた。

 

きっと『あなたここで働いている人だよね?』的なことを聞きたかったのだと勝手に解釈して『働いていますよ、どこから来られたんですか?』とあたかも知らないフリをして答えた。

 

その後は…一言二言交わしてあがろうかと思ったのだが『英語はなせますか?』と彼が聞いてきたのをきっかけに、英語の勉強に励んでいた僕はもう少し話してみよういう気持ちになり湯船の中に戻った。

 

そのあとは北海道コンサドーレ札幌に当時新加入したチャナティップ選手の話やW杯の話で盛り上がった。

 

この後部屋に来て飲もうよと誘われたのだが、未成年だし翌日朝から仕事だったので断った。

 

その代わりに、ゆずのジャムを売店で買っておもてなし代わりに持って行ってあげた。

 

その男性は大阪の方へ向かうらしく、翌朝フロントでお見送りをして別れた。

 

幸いにもその時にFacebookの連絡先を交換していたので…今回の旅の前に『もしも時間があるならまた会いたい』と伝えておいたのだ。

 

すると『是非バンコクを案内させてくれ』と言ってくれて再開が実現した。

 

今回の旅はほとんどその男性が旅の工程を提案してくれた。

 

…ということで普通なら二日はかかる寺院巡りを半日で案内して貰った。

 

前置きが長くなったが、超特急で案内して貰ったかわりに歴史的背景や寺院それぞれの名前はここでは紹介しません!! というかできません(笑

 

ひたすら写真を張っていく感じになりますが勘弁。

 

小舟で寺院巡り!

バンコク内にある寺院は大きな川沿いに面しているものが多く各寺院の移動手段は船になる。毎回30バーツ(90円くらい)を支払って乗船することになる。

 

基本的にライフジャケットなどは支給されないですし、座れることも滅多にありませんでした。乗船率200パーセントくらいで移動になるのでスリには気を付けなければいけません。

 

バンコク内は渋滞している場所がほとんどなので、寺院巡りは船で行うのがベストとのことでした。

 

乗り場は川に面しているところにしばしばあり、川沿いを歩いていればすぐ見つかるのではと。

 

場所によっては寺院への入館料を取られたり、お供え物の押し売りをしてきたりします。断れない日本人はよくカモにされますのでご注意を。

 

見た目がほぼ同じ!?

寺院を何個か回っていて気付いたことがあります。

 

見た目がほぼ同じであまり楽しくないということです。

 

例のタイ人の男性からもともと『なぜ日本人が寺院巡りしたいのか理解できない』言われていたのですが…確かにその通りでした。

 

日本人はもともと仏教の国ですし、お寺巡りの神秘的で趣のあるあの奥ゆかしい感覚を楽しみに行きます。

 

しかしタイの寺院の歴史はそんなに古くなく、尚且つ人混みの中で見る寺院というのはそんなに美しくもない。あくまで個人的な見解です。

 

きっと有名どころを何個か行けば満足できるのではないかと思います。

 

もしかしたら自分が冷めている人間なために、寺院のありがたみが感じられないだけかもしれませんが。

 

まぁとりあえず写真を張ってみましょう!

 

寺院1

f:id:Dosanko0526:20190329230229j:plain

でっかい仏像さん

f:id:Dosanko0526:20190329230341j:plain

↑の仏像さんの足の裏

f:id:Dosanko0526:20190329230547j:plain

見えずらいですけど小さな彫刻が丁寧に施されていますね。

寺院2

f:id:Dosanko0526:20190329230746j:plain

壁画

f:id:Dosanko0526:20190329231058j:plain

庭園

f:id:Dosanko0526:20190329231158j:plain

寺院の中1

f:id:Dosanko0526:20190329231305j:plain

寺院の中2

f:id:Dosanko0526:20190329231413j:plain

 

こう見てみると…日本と違いきらびやかな感じがありこれはこれで素晴らしいですね。

 

きっと旅中の僕は相当疲れていたのでしょうか(笑

 

タイ国民と仏教

寺院巡りをしている最中に何組か結婚式を挙げている場面に遭遇しました。

 

貴族階級のイベントやパーティーなども寺院で開かれており、いかにタイ国民と仏教が強く結びついているか肌で感じることが出来ました。

 

個人的には仏教は社会の中の1つのコミュニティを作るのに役立っているのだと思います。

 

参拝という名目で外に出るきっかけができます。

 

これは若い人からすればそんな大事なことではないかもしれません。

 

しかし、年配の方のことを考えたときそれは少し変わると思います。

 

コミュニティに参加することで新しい友人や仲間ができます。頻繁に会うようになれば、急に会えなくなった時に心配になりますし気になりますよね。

 

お互いに気に掛ける人がいれば、日本で問題の孤独死なんてものもなくなるのかなぁと思います。

 

海外で生活していて思うのは、きっと日本人が思うほどに外国の方は宗教熱心でないということです。

 

仏教の国でも毎週参拝に行く人なんて年配で時間がある方などですし。

 

キリスト教徒の方も他に用事があれば、日曜日の教会もは後回しにすることもある。

 

現代の宗教はもっとモダンで柔軟性のあるものになっているんだと思います。

 

学校で人種によってのグループ(例えば、欧米系、アジア系、アフリカ系など)はあっても宗教でのグループはあんまりありません。

 

それは、同じ言語を話す仲間の方が楽ですし、食文化が同じひとの方が一緒に行動しやすいからです。

 

しかしお祈りの時間などを除いて、宗教によってお互いに気にしなければいけないということは滅多にありません。

 

そう考えると宗教を持つ=新しい人と出会える・新たな機会が生まれるなど

 

人と人を繋ぐ役目を果たしているんだと思います。

 

日本はこれを家族単位で昔はしていたんだと思います。

 

近所付き合いが大切にされていた時代は孤独死もなかったですし、お金に困ってもモノに困っても借り貸しが当たり前だったのだと…

 

だから今の日本の中堅世代は兄弟が多いのでしょう。

 

そして他人との繋がりがほぼ皆無になりつつある現在の日本は宗教の代わりになるものをなにか見つけなくてはなりませんね。

 

いずれそんな答えも見つかると信じて旅を続けていきたいと思うタイ旅行でした…

 

次回

なんか話が若干脱線して、さらにタイ旅行編完結的な流れでしたがまだ終わりません!

 

次回はバンコクでショッピング編です。

 

個人的に今回の旅で一番楽しかったのはバンコクのストリートでの買い物です。

 

買わなくても見ているだけで楽しい土曜マーケット。

 

是非お楽しみに!

 

ではではSee You Next Time!