北のくまさん ~東南アジア留学記~

自分の経験談をぼちぼちと記録していくブログ

フィリピン留学日記 (10)きっと僕のルームメートは世界ワーストだろう。

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僕のシェアルーム

以前どこかの記事にも書いた通り、僕の部屋のは三人部屋である。

 

上の写真に映っているスペースにトイレと混合のシャワールームがあって三人部屋だ。

 

思っていたよりも綺麗だし、広さも十分にある。

 

もっと言えば、一人に1つ机が与えられて、鍵のついている引き出しもあるので正直文句はない。

 

基本的には寝るとき以外は部屋にいないし、自習するのも自習室があるので困らない。

 

1つ文句があるとすれば、Wi-Fiがないことだけ。

 

これも実際ユーチューブなどを見なければ、自分が持っているGBだけで連絡などは簡単に済ますことが出来る。

 

だから僕は部屋にはなんの文句もないのだ。

 

そう。「部屋」にはね...

 

ルームメート紹介

上記の通り、僕には二人のルームメートがいる。

 

13歳と15歳の韓国人の兄弟だ。

 

そのころ19歳の僕が言うのもなんだが、彼らはおこちゃまもいいところだ。

 

なんにせよ、彼らは毎年来ているらしくてここの生活にもかなり慣れている。

 

いろいろ聞いてみたいのだが、弟の方は英語は全くダメ。

 

おにーちゃんの方は喋れるが、おにーちゃんとは言っても15歳。

 

日本の15歳を思い浮かべてほしい。

 

中学3年生か、もしくは高校1年生。

 

まだまだ無知のかわいいおサルさんである。

 

そんなおサルさんに何も餌も与えずにこちらに協力的になるわけがない。

 

話しかけても、今アニメ見ているから後にしてと言わんばかりの顔をして見てくる。

 

やっぱりお菓子作戦だ。

 

そこで自分の日用品を買いに行きがてら、スナック菓子を買って部屋に戻ると早速渡してみた。

 

僕の思惑通り。

 

お菓子に気をよくしたその兄弟は仲良く話してくれるようになり、いろんな情報をくれた。

 

とくに、学校や寮のルールは詳しく教えてくれた。

 

それ以外にも、美味しいレストランをたくさん教えてくれた。

 

とりあえずお菓子作戦は成功だ!

 

…と思われた。

 

部屋の異臭騒ぎ

ある日全ての授業が終わり部屋に戻るとあることに気づいた。

 

部屋が臭いのだ。

 

それもその臭い原因はどうも一つでなさそうなのだ。

弁当ゴミの異臭

まず臭い原因と思われるのが。韓国人兄弟が食べたであろうお弁当のゴミだ。

 

もちろん、ごみ箱はありそこに捨ててもいいのだが…

 

せめて捨てる前に洗え!

 

残念なことに部屋に掃除が入るのは3日に一回なので1度部屋が臭くなると、三日はそのままなのだ。

 

あったかいフィリピンでは速攻でハエがたかるし、最悪ゴキブリがわんさかきてもおかしくない。

トイレの異臭

そして、臭い原因2つ目はトイレだ。

 

トイレ自体は隣がシャワールームでフロアが繋がっているので洗い流すことはたやすく出来る。

 

しかしフィリピンでは当たり前なのだが、お尻を拭いたあとのトイレットペーパーはトイレ内の便器の横にあるそれ専用のボックスの入れないといけないのだ。

 

それがもおぉぉぉぉぉれつに臭い!

 

せめて、お尻をしっかりと流してからペーパーで拭いてくれ…

 

う〇ちーがついた状態でボックスに捨てないでくれ。

 

そして、何よりも嫌だったのが彼ら兄弟は便器を上げないでおしっこを飛ばしまくるのだ。

 

これは他の韓国人とルームメートになった時もそうだった。

 

飛ばすのは100歩譲っていいとして、そのあと簡単に流してくれればありがたいのだが。

 

きっと周りの人のことを考えるという思考が足りない人たちなのだろう。

 

もちろん、僕のルームメートがそうだったというだけかもしれないが…

 

衣類の異臭

そして最後の異臭を原因は彼らの衣服だ。

 

その兄弟はよくジムに行ったりスポーツをよくするのだが洗濯をあまり回さないのだ。

 

汗かいた服を部屋のそこら中にぽいぽいするのだ。

 

確かに毎日回すのは大変だし、面倒くさいのもよく理解できる。

 

しかし幸運なことに、ここの学校の生徒は月に10キロまでなら無料で洗濯をしてもらえるのだ。

 

しかも、一回何キロからなどは決まっておらず時間さえ守ればいつでも預けに行ける。

 

頼むから頼むから、汗をかいた衣類は君たちのクローゼットに押し込むか洗濯をしてくれ。

 

臭くて夜も眠れない。 

 

「匂いくらい我慢しろよ」と思う方もいるかもしれない。

 

しかし考えてみてほしい。皆さんが日々使っている香水のことを。

 

皆さんが選んだ香水は皆さんにとって心地の良いリラックスできる匂いなのかもしれない。

 

だがしかし、皆さんのまわりにはその匂いがどうしても受け入れられない人がいてもおかしくないのだ。

 

自分と周りの人にとって良かれと思った香水が他の人を苦しめている場合、あなたはただその匂いを強制的に嗅がせて苦しませているのに過ぎないのだ。

 

エチケットとして匂いを気にする人は、口臭や腋臭などにたいしての予防をすればいいだけ。

 

そこをないがしろにして、ただでさえ臭い人が+αで刺激の強い香水をつけるのはナンセンスだ。

 

話がずれてしまったが、僕はまさにこんな状態にいたのだ。

 

防ごうともしないで臭くされた部屋に彼らは芳香剤を置いてきたのだからな!

 

まったく困ったお子様だぜ。

 

これだけ言っておいてなんだが、匂いはときに慣れてしまうこともある。

 

しかし僕のルームメートがきっと世界ワーストレベルなのは匂いだけが理由ではないのだ…

 

騒音問題

僕がフィリピンに来ておよそ1か月しっかり眠れなかったのは匂いの他に騒音問題があったからだ。

 

この騒音にもいくつか理由がある、

 

弟のいびき問題

その兄弟の弟のほうは少しぽっちゃり…いや、かなりぽっちゃりしている。

 

まぁまだ13歳だしおもちみたいで可愛いのだが、いびきがうるさいのだ。

 

それもほんの少しとか短時間だけではなく、常に何時間でもうるさいのだ。

 

夜のオーケストラかっ!とついつい突っ込みたくなる。

 

まぁいびきはコントロールできないですし、自分もしているかもしれないと考えるとあまり攻めることもできない。

 

パーリーナイト問題

僕は基本的に12時にはベッドに入り寝るのだが、彼ら兄弟はだいたい3時くらいに寝るのだ。

 

そして容赦なく電気をつけたりしてくるのも腹が立つのだが、アイマスクという武器があるので今は触れないでおこう。

 

問題は、弟が寝る時だ。

 

彼はどうしても子守歌が必要なのか、音楽を容赦なくかけてから寝るのだ。

 

その音楽はしかも朝までかけっぱなし。

 

自分が寝てからするもんだから防ぎようがないのだ。

 

必殺イヤープラグ!を使ってもすぐ隣で眠るその糞がき…ぽっちゃりマンの子守歌攻撃は防御不可能なのだ。

 

しかも、毎回同じ曲をエンドレスで流すので朝には歌詞を覚えてしまう。

 

なんで覚えることが出来るかというと。

 

彼が流す曲は日本アニメの曲なのだ(笑)

 

それも、あの甲高いこえのボカロ曲。

 

子守歌にはあまりにもハイピッチすぎるだろ。

 

無神経問題

こう考えると日本の親の教育というのはしっかりしている。

 

僕の通ってた語学学校は韓国人が多かったのでいろいろ比べることも多くなるのだが。

 

イメージとして、彼らは毎週末クラブに行ってお酒を馬鹿みたいに飲む。

 

そこまでは文化の違いで良いのだが、問題はその後だ。

 

クラブから帰ってきた後、部屋の前の通路をバカ騒ぎして通り過ぎていく。

 

そのあと部屋の中で物音を容赦なくたてながら着替えを済まし眠りにつく。

 

本当に周りを気にするという概念がないのだ。

 

そして未成年のはずのその兄弟、兄の方がこれを頻繁にやってきたのだ。

 

これが僕の言う無神経問題である。

 

まとめ

そんな、異臭問題と騒音問題に1か月も苦しめられた僕だったがついに部屋移動を迎えることが出来た。

 

自分のものを全て片づけていざ部屋からでようと思ったとき、兄の方が尋ねてきた。

 

「なんで部屋移動するの!?」

 

僕は静かにこう答えてあげました。

 

ここの部屋…

 

臭くてうるさいんだもん(⌒∇⌒)

 

See you forever smelly brothers !!